現役訪問療法士の介護お役立ちブログ

住まいへ訪問するから見える、介護のリアル

訪問リハビリを受けられる人、受けられない人

現役訪問療法士です。

 

皆さん一度は「リハビリ」を受けたことがあるでしょうか?

 

怪我や病気よっては入院中毎日リハビリをしたり、病院やクリニックの外来に通って今もリハビリを受けている方も多いと思います。

また、スポーツに特化した整形外科の病院やクリニックでは子供から大人まで、多種多様なスポーツに合わせた、体の機能を高めるリハビリなどもあります。

 

そんな中、お住まいに訪問してマンツーマンで行うリハビリがあります。

それが訪問療法士が行う、訪問リハビリです。

 

お住まいに訪問というイレギュラーな方法でリハビリをしていくわけですが、具体的には誰がこの方法でリハビリを受けることができるかということで、今回の記事になります。

 

結論。【介護保険の認定を受けた方】、【医療保険を持っている方】が対象になります。

 

以下、簡単な表にしてみました。

介護保険

判定項目

受けられる人

受けられない人

介護認定

要支援1~2、要介護1~5

非該当

医師の指示

訪問リハが必要と判断

必要性がないと判断

通院能力

通院困難 

外来通院可能 ※

通所利用

通所困難 

デイケア利用可能 ※

生活状況

在宅生活

入院中

リハビリ必要性

日常生活動作能力の低下あり

自立・改善目標なし

家屋環境

手すり等の環境の調整が必要

環境問題なし

目的

自立を支援

マッサージ、運動目的のみ

※実際の現場では訪問リハビリと併用しているパターンが往々にしてあります。

 

医療保険

判定項目

受けられる人

在宅療養

病院の退院後

医師の指示

訪問リハが必要と判断

難病

ALS・パーキンソンなど

がん

終末期

小児

発達障害・障害児

別表7・8

厚労省が定める該当疾患

介護保険認定の有無

原則、認定を受けていない

ざっくりと書き出してみましたが、現役訪問療法士の私でもやはり難しいと感じます。

 

 

いろいろな判定項目があって、自分自身が訪問リハビリの対象になるのかわからない。

そんな方に、一番手っ取り早い方法があります。

 

 

それは「かかりつけの医者に聞く」です。正直、これが一番楽です。餅は餅屋へ、医療は医療職へということで、丸投げしましょう。わかる人に聞くということが正確であり、その後の対応もスムーズになるのです。

 

過去の記事でも取り上げていますが、CW(ケアマネジャー)や病院のMSW(医療ソーシャルワーカー)などに聞くことも一般的です。

訪問療法士って何? ~現役訪問療法士が解説する私の仕事~ - 現役訪問療法士の日記

 

初めは皆さん、何を誰にどう相談していいか悩まれています。当たり前です。初めてのことは誰しも戸惑います。それでも、まずは誰かに話すことで、悩みが解決する方向に動き出します。

 

在宅の医療・介護現場では日々新たな問題が現れてはそれを対処するプロフェッショナル達が迅速に対応しています。

 

療養中で自分の将来が不安な方、家族の介護に悪戦苦闘している方は一度周りの誰かに相談をしてみてはいかがでしょうか?意外なところから悩みが解決することもあるかもしれません。