現役訪問療法士の介護お役立ちブログ

住まいへ訪問するから見える、介護のリアル

【新人リハビリ職へ】新人こそ在宅知識を持ってほしいということ

現役訪問療法士です。

 

タイトルの通りです。入職したての新人さんは在宅の知識を

なるべく早く持つことを強くオススメします。

 

リハビリ職として働き始めると、目の前の患者さんに

自分の持てる全力を出すことで手いっぱいになります。

 

とくに病院で働き始めた時がいい例かもしれません。

どうしても必要な評価や訓練に意識が向いて、

慣れてきた頃には明確に「退院」というゴールを達成して終わり…。

 

悲しいかな、多くのリハビリ職がここで関わりを終えてしまいます。

 

患者さんはそこがゴールではなく、その先へスタートしたのです。

そしてスタートを切った人は、他にもいます。

「ご家族」です。

 

改めて言いますが、新人さんはなるべく早く在宅の知識を

持つことを本当にオススメします。

 

実際の臨床では私たちが「退院後の生活」を意識できるかどうかで、

患者さんの在宅生活ご家族の介護の負担が大きく変わります。

 


だからこそ、新人のうちから「在宅分野を知ること」が

重要になるのです。

 

在宅の視点があると

「この動作は帰ったあとで一人でできるか?」

と考えるようになります。

 

自立しているかどうかだけではありません。

 

一人でできないのなら誰が介助するのか?

介助者は介護の経験があるのか?

介護するときはどれくらい生活の時間を割けるか?

そもそも介護してもらえる関係性なのか?

 

さらに突っ込んだ内容であれば、経済面も考えた方が

実際の現場に考え方が近づきます。

 

この視点の違いが臨床の質を変えていきます。

 

そして、訪問療法士として現場に立つとめちゃくちゃ多いのが

「病院でできても、帰ってからできない」

 


非っっっっ常ーーーーによくあるケースです。

 

 

理由としては
・バリアフリー

・手すりが多い

・動けるスペースが広い

・床が平ら

・周りに専門の誰かがいる安心感


一方で在宅に帰ると

・段差あり

・廊下が狭い

・手すりなし

・布団生活

・シンプルに慣れていない


環境が大きく違うことで客観的に見たら

同じ動作なのに、できないということが本当に多いです。

 


環境変化で受けるストレスは結構なものです。

できる動作でも、できないかもしれないという考えを持ちながら、

退院後をどれだけ「イメージ」するかがカギになると思います。

 

 

「やばい、職場に慣れることにも精一杯なのに、自分にできるのか…。」

不安になることはありません。

 

隣でカルテを打っている先輩も、

なんでも教えてくれる先輩も、

みんなを引っ張っているあのリーダーや主任も、

初めはみんな揃って、わからなかったんです。

 

新人のうちから在宅の視点を持つことで、リハビリの質は激変します。

「退院後の生活」を意識できることが、臨床で成長する近道です。

 

 

そして最後に…

訪問療法士として在宅分野に飛び込んできてください。

外の世界は広いですよ。

 

ということで他記事で訪問療法士についても触れてます!ご参考にしてください。

 

www.horihapt.com

 

 

皆さんのご活躍を期待し、私も精進していきます。

 

⬇️ランキング参加中です。クリックしてもらえると、有益な情報発信の励みになります!